日本のアニメ『アルプスの少女ハイジ』で高畑監督の演出意図が全く伝わってなかったと話題に!【台湾人の反応】

高畑勲監督が『アルプスの少女ハイジ』で伝えたかったことが、視聴者に上手く伝わっていなかったと語っていたことが台湾でも紹介されていました。『アルプスの少女ハイジ』の有名な料理について語り合う台湾人の反応をまとめました。
『アルプスの少女ハイジ』のグルメ「チーズトースト」は貧しい食事―高畑勲監督、かつて悩んでいた…
先日、日本の著名なアニメ監督・高畑勲氏が亡くなられました。そこで、今回は高畑監督の作品に関する話題を取り上げたいと思います。『火垂るの墓』、『おもひでぽろぽろ』、『平成狸合戦ぽんぽこ』などのアニメ映画だけでなく、テレビアニメ『アルプスの少女ハイジ』も、高畑監督が制作した名作の一つです。高畑監督はこのアニメでアルプスでの困窮した生活を表現したかったそうです。しかし、ハイジたちが食べているチーズをのせたパンは、「貧しい食を表現したかったのに美味しそうに見えてしまった」と演出の難しさを語っておられました。食べ物をまずそうに描くのは、美味しそうに見える食事を描くより難しいんですね…。
『アルプスの少女ハイジ』と言えば、一番にチーズトーストが思い浮かびますよね!
小学生の頃、アルプスの少女ハイジに出てくるとろけるチーズがあまりにも美味しそうだったので、冷蔵庫にあった6Pチーズに竹串を刺してガスコンロで炙ってみたことがある。とろけない。ただ焦げるだけ。プロセスチーズだから当たり前なんだけど、そんなことは知らなかった。#高畑勲 pic.twitter.com/yESbezuAuG
— 柳川価津夫(SPICE) (@katsuoyanagawa) 2018年4月7日
日本のファンは亡くなった高畑監督の作品について色々と追想していました。『飄零燕』や『小天使』と翻訳されたテレビアニメ『アルプスの少女ハイジ』もまた高畑監督が作った名作の一つです。高畑監督と宮崎駿監督は、かつて共にロケハンに参加し、アルプスの生活風景をできるだけ再現しようとしました。チーズを火であぶって溶かし、パンに塗って食べるのも、そうした現地取材から生まれたシーンのひとつです。
チーズトーストは劇中の名物グルメ
多くのファンが真似をして作るほどの人気でした。
どの種類のチーズが一番美味しいのか食べ比べる人まで!
スタジオジブリでデジタル作画を担当していたアニメーター・泉津井陽一さんは、多くの人たちが劇中のチーズを乗せたパンの思い出を語っているのを見て、特別な感慨を抱いたようです。
高畑監督と雑談中に有名なハイジでの炙ったチーズを乗せたパンのシーンの話になり本当は山の貧しい食を表現したかったのだとおっしゃっていました。しかし見た人にはとても美味しそうに見えてしまう結果となり「演出は難しいですね…」と言われていたのが今でも印象深いです。
— yoichi senzui@ナイス害 (@sen_cha) 2018年4月6日
このチーズをのせたパンは「山の貧しい食を表現するもの」だったんですね。そして、高畑監督の演出意図としては、「美味しそうな食事」には見せたくなかったのですね…。
でも、この糸を引くチーズ! 貧しいかどうかは分かりませんが、実際、とても美味しそうですよね!
いったいいどう描けば「貧しそう」という食事を表現できたのでしょうか…?
(▔﹁▔)お腹空いた…わたしもチーズ買ってやってみようかな…
台湾人の反応
- アルプスの美味しい水を飲み、汚染されていない草を食べて育った羊の乳で作った高級羊乳チーズ
- 小さい時、このアニメを見て一番食べたいと思った食べ物だな
- でもとても簡単に作れそうだよね
- 貧しい食事でも美味しそうだね~
監督は山の生活の苦労を表現しようとしてたのか。でも視聴者にはその食べ物が美味しそうに見えちゃった、とw - 変な感じだな、貧乏人は美味しいものを食べられないってこと?
- スイスのチーズでやるのが一番近いかも!
- ただ、もし美味しそうに見えていなかったら、その後でファンたちが喜んで食べることもなかっただろうね
- (▔﹁▔)美味しければいい…貧乏かどうかは関係ない…
- 小さい時、見るたびに食べたいと思ってた😖
- チーズ~私も食べたい😋😋
- ラピュタパンの上にチーズをのせると…めっちゃうまい!
- 子供の頃に見た時、本当にお腹減ったよね。
- ごめん、このイメージが抜けないwww
- 白痴公主(台湾の著名なユーチューバー)がCVしたのを見てから…この作品の印象がなぁ…純真だった子供時代に戻れないww
- 重症だなwww
- 「貧しい食事=美味しくない」なのか? 議論を生みそうな発言だよね。
- 貧乏人だから美味しいものを食べることができないっていうのは偏見だよね。自然の食べ物を適切な方法で料理したものはみんな美味しくて体にも良い。これに貧富の差は関係ない。生活の知恵の積み重ねだよ。逆に金持ちでも忙しい生活で味覚が麻痺して、不味いものとか体に悪いファストフードとか食べたりしてるしね…
- チーズ高ぇええええよ!
- 子供の頃に飯にマヨネーズかけて食ってたわ
あんなのでも凄く美味いと思ってた…
あとで怒られたけど…- 俺は白飯には醤油だなwww
- 白飯には醤油を少々w
- いや! 甘酸っぱいマヨネーズこそ王道!!!
- 色んなもので試したなぁ
お湯かけごはんとか(マジカ - 白飯には半熟卵と醤油だな
- チーズは結構ぜいたく品だよね…。
- 醤油飯こそ真理
- 時代背景も考えないとね。たとえば、16世紀のヨーロッパではロブスターは貧乏人や犯罪者、奴隷の主食だったんだよ。
- チーズをのせれば何でも旨い!
- どんなパンなのかも気になるね。中世の上流階級の人は小麦のパン食べてたけど、下層の人はライ麦パンを食べてたし
- チーズ高杉ィィイイイ!
118 件のコメントがあります
パンに対しても拘っていたはず
通常はライ麦の黒パンでクララとかの家で
小麦の白パンを感動して食べたとか
ラクレットは独特の臭い(牛小屋みたいな)がアニメの中では再現できないからな・・・
あの臭いを表現できてたら貧しい生活なんだと思わせれるかもしれない
そもそも貧しい食といっても、日本でも田舎で現地でとれたお米を薪と釜で炊いて、農家で干して作った匂いの臭い沢庵と食べても不味いってことはないからねえ…毎日そんなもんばかりだから飽きるってのはあっても始めて食べたらおいしいし
日本でもそうだったけど、戦中なども田舎には街中の貧しい人達よりはまあまあちゃんとした新鮮なものを食べてたし、ハイジのおじいさんみたいに自分のところのヤギのミルクで作った新鮮なチーズは美味しかったんじゃないかな
ど根性ガエルのヒロシは毎日メザシばかりで下町の貧乏くささを再現できてたなw
戦前の田舎なら 主食は稗や粟などの雑穀だな 軍隊に入って初めて白米を食べる新兵が少なくなかった
過去の名作だけどもう
「低燃費、低燃費、低燃費っぴっぴ~」と
「マァイタァ~イ9800円から~」で
いろいろケガされてると思うw
なぜハイジだけ執拗にネタにされるのか
ネタにしやすい狂気があるからw
15年位前に職場でもしもハイジがブラック(性悪or世界観が劣悪)だったら?
という社内メッセで盛り上がったくらいに、素材として優秀だった。
※290413
そりゃ、アンはもとからブっ飛びすぎだし、トム・ソーヤはやんちゃ過ぎるし、マルコはうろつき過ぎるし、ラスカルはしゃべれないし、セーラは暗いし、ペリーヌは優等生すぎるし・・・という風に消去していくと、ハイジが一番素直でかわいい年頃のボケに使いやすいキャラなのよね。
いやいや、干し肉がご馳走ってので普段の食事が貧しいってことくらい分かるだろ。それが美味しそうに見えることとは別問題だわ。
逆に日本じゃチーズ自体が珍しい食品で慣れ親しんでなかったので、そのせいで味の詳細がわからずに美味しいのだろうと夢想していたところも多々あると思う。
それはないわ
当時からチーズは普通に食べてた
プロセスチーズばかりだったのであんなふうにとろりとならなかったけどね
日本はチーズ高いしね
今でさえ、一人当たりヨーロッパの10分の1の消費量だけどな
それに、普通に食べてたんならこぞって真似をした、なんてことはないだろ
横からだけど、当時の日本でもチーズは珍しいものでもなく、給食でも出るくらいには普通に食べられていたよ
上の人の言うとおりにプロセスチーズで、ハイジみたいに焼いて食うことはなかったから真似するのが流行ったというだけよ
雪印とろけるチーズとか、トロトロになるチーズがスーパーで
売られるようになったは30年くらい前かな
みんなトロトロチーズに憧れてたのは確か
リアルタイムでも、デパートでならナチュラルチーズも買えたし、ちょっと高いが買えないほどの値段ではなかった。実際、ガスコンロで焼いてみたし。やっぱりうまく出来なかった・・・
今ではオーブントースターで簡単にできるが、やはり塊を切った物のほうが、ピザ用のカットされたものよりずっと美味い。
貧しく他も美味いということは珍しくないし、日本にも「目黒のサンマ」の例がある。
チーズは珍しくないだろうけどヤギのチーズなんて普通の人はあまり食べる機会がないだろうし黒パンも当時はあまり見かけなかったと思うよ
あとあのチーズのとろける感じは貧しそうには見えないよなあ
というか宮崎駿は間違いなく料理を美味しそうに描こうとするだろうから
そこで認識が噛み合ってなかったんじゃないかと
日本じゃ素材重視の素朴な味が好まれちゃうからなぁ
日本だとラクレット高いからなぁ。現時点でも十分高級品。
旨いライ麦パンもなかなか売っていなくて、売っていても高いし。
これは高畑さんが誤解してるな
貧しい食事ってのは誰でもわかってる
ハイジが美味しそうに食べるから
美味しそうに見えるだけのこと。
貧しい中にも日々の暮らしに歓びを見出す爛漫な少女というハイジのキャラクターにはあっていたと思ったが。
干し草のベッドみたいに。
つまり、ハイジとは別に「まずそうに食べるキャラ」を用意して、それとの対比によって示さないといけないということか…
絵ヅラではなく「表情と動作」によって、その食事をいかにもマズそうに見せるにはどうすればいいのか。俳優の演技から分析し直すべきかも。
ドラマの「おしん」でおしんが故郷で常食にしてた大根めしを食べてみたお嬢さんが不味そうな顔で箸を止めるシーンがあったと思うけど、ああいうやつね。
おしんは横で「大根めし、やっぱウメー」みたいな事言いつつ喜んで食べてる。
ハイジもやはり「チーズトーストうめー」と思って食べてたかもしれないから、不味そうに食べる事で貧しさを表現するという事自体が違うのだろう。
リアル世界の話だけど、とある国の旅レポ番組で見た目からして不味そうな激粗末な料理(その地方では食が貧しくて毎日そればかり食べてる)、絵づらだけで十分に不味いだろうなと判ったんだけど、現地の人々は普通に喜んで食ってたし。
演技と動作で不味そうに見せるのは別に普通にやってると思う。
別に貧しい食事でも美味しく食べるってシーンだから美味しそうなのは悪くないだろ?なんか高畑さんの意図がここでも伝わってないな?(笑)
チーズと黒パン、ヤギの乳だけの貧しい食事ってのがチーズも黒パンもヤギの乳も高級品の日本では貧しい食事に見えないだけなんだよな。黒パンは後のクララのところの白いパンのエピソードで貧しい食事って説明されたけど後の祭りか?
現代日本じゃ粗食は悪いことじゃないし、どちらかというと金がかかってお洒落で意識高い系だから(笑)戦後食糧難を生き抜いた世代とは価値観が違い過ぎて難しいよね。しかも昔と違って美味しい高級チーズがたくさん輸入され売られているし。ラクレットなんてお店で食べたらいくら取られるか(笑)
日本じゃチーズは高いから
どうしたって貧しい食い物とは思えんわなあ
食いたいのが「チーズ」でいいなら自分でカッテージチーズ作った方が遥かに安いもんな…
牛乳加熱して酢とかクエン酸で分離させて濾して軽く絞って固めるだけ
1L150円の牛乳と数円分のクエン酸で無塩のカッテージチーズが300gくらい作れる
濾した時に出た水分は乳清だから砂糖とクエン酸を更に足して飲み物にできる
山羊購入したときの元手がかかってるだけで、餌は山の草だからタダ、乳もタダででてくる、チーズは自分で作るからタダ、確かに言われてみればチーズは安上がり素材だったんだな。うちのばあちゃんが裏の畑から大根抜いてきて煮付けて大根飯にするくらい安上がり。
放送当時の日本もまだ貧し家庭は多かったからチーズトーストなんて憧れだよw
実際うまそうだし…
視聴者は考察とか考えず自分主体で見るからなぁ
卵かけご飯などは貧乏飯の類だろうが、間違いなく美味い(好き嫌いは別問題)
海苔弁当(海苔にしょうゆ塗っただけのやつをごはんでサンド、さらに上に
1枚乗せただけの弁当)も、朝から昼間で肉体労働した後に食うと至高の美味さ
金銭的価値が低いからといって、マズイ必要はまったくないな
続き
やっぱり、例え食材に対する知識が有っても現代の価値観では粗食だから貧しいとはならないね。
ジブリ飯はたいてい粗食だし、僕らがよく知っている塩むすびやインスタントラーメンにハムだって貧しい食事とは感じないよな?粗食が貧しいってのは今は理解されない昔の価値観だよね。
昔のスイス山間部の酪農家にとっては日常的なありきたりな食事というだけで
チーズよりもむしろパンのほうが貧乏な庶民用の黒パン
小麦粉なんて高級食材だったから
確かに原作が書かれた時代から云えば、スイス山間部の酪農家の食事と云えばチーズと大量に焼き締めた皿状の黒パンに貴重な栄養源のチーズ
生野菜は、生産者も口に出来ない高級品で、小麦は税として納める物で庶民には粗く挽いた物でも高級品
放映当時の日本の食事情からすると、チーズに粗食品のイメージなんて0w
貧しいは相対的な物だからな
対比する一般家庭の食事を出さないと無理
上流のクララ家との比較では意味ないし
美味そうにしかみえなかったが
あれが毎日だとさすがに飽きそうとは思った
アニメの演出としての言いたい事は分かる
だけど、貧乏飯でも美味いもの、美味そうに見えるものは幾らでもあるし、貧乏だからこそ、生きる上での数少ない楽しみである食事は、実際に美味い、美味そうでなくてはならんのよ
リアルに貧乏を表現するならメニュー単体で表現するのではなく、様々な事を合わせて総合的に見せれば、このメニューがより貧乏でもごちそうになって活きたと思う
偉そうに言って済まんが、俺もプロのシナリオや演出やってる端くれだもんで、許してくれ
ハイジがウッキウキで美味しそうに食べてるんだから見てる側が美味しいんだと判断するのは当然じゃない?
「これだけ?」とか「えぇ?」って顔をすれば伝わったのに。
いや、多分だけど「こんな貧しい食事を喜んで食べてくれる子供」を表現したかったのに、「単に美味しい食事に喜んでる子供」に成っちゃったって事なんじゃないかと思う。
「おしん」の大根メシ的なシーンにしたかったのかも。でもあれもおしんはニコニコ喰うからメシ自体の貧しさ感は薄いんだよな。周囲の圧倒的貧乏感で意図は伝わるけど。
家の親は共働きで冬は夕飯に鍋、朝は雑炊が定番だったが雑炊を旨くするために海老や貝を入れてたからやたら旨かった。自分は大根いっぱい入った雑炊大好きだからおしんも好きなんだろうぐらいに思ってたわ。
黒パンことヨーロッパの昔のライ麦パンはすごく濃厚でビタミン、ミネラル、食物繊維等が豊富。これも栄養豊富かつ新鮮な山羊の乳、チーズ、たまに干し肉、少しの野菜、加えて超健康的な生活習慣で、貧しいとは言いながらそれなりに足りている食生活だったと思う。
今でも中央アジアの遊牧民で、干し肉とビタミンC等補給のお茶で健康に暮らしている人達もいて、決して短命ではないそうです。先祖代々の食事で体がその仕様になっているのもあるだろうし。
ライ麦の黒パンは、保存食でもあって、数ヶ月も保存が効くから、食糧事情の悪い地域では貴重な栄養豊富な保存食だったんよね(たいてい焼きたては食べないで数日置く~数週間、数ヶ月かけて発酵熟成させる)
小麦粉パンは超高級だったけど、日持ちしなくて、すぐにレンガ並に固くなりカビたりもするから、とにかく焼きたてが命
逆にペーターのおばあさんの主食が白パンに変っておかずも僅かでは脚気にならないか心配ですよね。
貧しさ、質素さを表現したかっただけで「まずそう」と思わせたかった
わけじゃないでしょ。質素でもおいしそうに見せようとするのは当然。
おばあさんの為の柔らかい白ぱんを隠す行為の前振りだったはずなのに
子供にたちは楽しい食事風景としか伝わらなかったって言いたいのでは?
おいしいなら質素でもおいしいものだしな
卵かけご飯みたいなもんだね
昔の日本の黒パンは、どちらかと言えば黒糖パンっぽいものだから、現地のライ麦と雑穀使用したなんちゃってパンとは別物で、食べたことも見たこともない日本人にとってはあの味と食感のイメージは持てないよw
稗や粟、稷の雑穀飯を白米や玄米ご飯の代わりに食っていたようなものだから
まぁなんでもかんでも全てが一般人に理解出来る程
浅い人間では無いですよ高畑勲監督って人は
本人はこのぐらい軽く理解出来るでしょってつもりで演出してるかもだが
正直自分には半分も無理っすごめんなさい
放送当時日本で乳製品は高かったからな
ヨーグルトでさえ羨ましかったぞ
ヤギの乳で作ったチーズだ。
そりゃあやっぱ「ンメエエエエエエっ」ってなるだろ? 言わせんな。
出てくる物全部美味しそうだった思い出
チーズ盛る時点でアホやろ。牛乳やチーズみたいな乳製品のある食卓は
どうやっても豊かになるし。
逆にガンダムで食ってた硬そうなパンとただの水は
これだけは食いたくないなと思った貧しい飯
当時の一般庶民にとって、ビヨ〜ンと伸びるチーズは衝撃だった。
いや、貧乏だから美味いチーズやパンは食べられないのかとかいう話じゃなくて、贅沢が自家製チーズとパンだけなんて辛い貧乏生活やなとイメージさせたかったって話やろ
ハイジの食べる自家製チーズとパンは美味いという解釈は普通にそれでいい
ただ、クララの家みたいにもっと贅沢な食べ物や生活がハイジの世界にもある一方で貧乏な山の暮らしでの贅沢はこれだけなんだよ、ということ
昔ながらの放牧酪農やっている人は今でも似たようなものよ?
春から秋にかけて麓の村から山の上、山から山への放牧しながら移動生活になる
いくつかある山小屋があるところまでたどり着ければゆっくり休めるけど、途中はテント野宿生活
最低限のものだけ背負って移動遊牧
時々来山間部に中佐な集落があって食料調達とかできればマシ
自分たちの食料より、牛など用の塩入手のほうが重要になるが
チーズとパンで質素とか日本では伝わらないだろ
パンと具の少ないスープのみにすべきだったんだよ
食事シーンってのは大概は美味く見えるモノなんだよ。
オレなんかギャートルズの肉でさえ美味く見えたしな!
チーズがごちそうというよりシンプルで旨そうなもんってだけかと
だって日本昔話のてんこもりご飯やおにぎりだってすごく食べたかったし
たしかに白パンがいかに高級品かを強調してた記憶はあるw
当時のヨーロッパの寒村の生活は今から見ると、不衛生だし家の中は煤けていて、窓も小さいから暗いし、古い建物だったらネズミや小動物の痕跡もあるだろうし、冬場は山羊や羊もカマドのそばに引き込んだりもしたから、糞尿やノミ・ダニが凄かったはず。
でも当時のアニメの作画技術からすると、壁などは単色だから汚れを表現しにくいし、屋内も薄暗いと表情が描けないから物語にしにくい。
固くて臭いパンや山羊のチーズなんて表現しにくい。
だからそう言う風に貧困のイメージより、楽しそうな憧れの印象になったわけ。スイスやオーストリアのヒトが、このアニメを最初拒否感を持っていたのは、当時の雪の多い山間の貧困生活はこんな風に生やさしいものではなかったという共通の認識があったから。
アニメの技術が追いついてなかったということと、当時のカルピスやテレビ局が、子どもに楽しんでみて貰いたかったんだと思う。
日本昔話でも夕食がお新香とお茶だけだったの見て、真似したらめっちゃ美味しくて、お茶&お新香が大好物になったんだぞ。
日本とスイスの違いだろークララその他で関連で貧しい演出は十分だと思うけどねー飯位美味しく食べさせてやれよ
熟成させる前の租チーズ1kgつくるのに
原料乳は10kgは必要です
本格熟成チーズはそこからさらに熟成で水分が飛ぶので目減りするし
数カ月から数年の月日とプロの熟成師の手間が必要です
高くないんですあの値段でも
sizeを半分描いておけばよかっただろうに。
ハイジのヘアスタイルは最初三つ編みにする予定だったんだけど、現地ロケに行って、当時の山の生活では三つ編みにする暇がない?余裕がない?厳密に覚えてないけどそういったリサーチを得てあの髪型になったんですよね。日本の昔の貧しさともまた違う想像しづらい厳しさもある生活だったんだろうと思う。
普通にチーズ乗っけたトースト食べるし
あんな贅沢にチーズ使ったらまずいはずないよ
再放送世代だけど
手に入りやすかったのはとろけないプロセスチーズだから
パンにのせて焼いたりはしなかったなあ
珍しいものではなかったけど今ほどチーズ食べなかったし
つまみやサンドイッチに挟むぐらいだった気がする
しかも調理法がガスじゃなくて薪火だもんね。美味しいに決まとる。
東南アジアとかそこら中にマンゴーの木があるから貧しくても美味しいマンゴーは食えたはずだ、というのと同じやな
貧しい=マズイという発想が無知。
ウニは昔は貧乏な漁師が仕方なく食べてたんですよ?
こういうところが宮崎駿を高畑勲の差。
食べ物を大事にしているからあのパンとチーズに美味しさが生まれる。
不味く見せたければもっとパンやチーズを雑に扱えば良いだけ。
チーズを半分しか溶かさないとかね(どうせマズいなら全部溶かしても時間の無駄)。
パン本体がテーブル直置きなんだから皿もいらないでしょ?
手渡しすれば貧しさは伝わる。
周りが高畑勲に忖度すればするほど薄っぺらさが際立つよ。
戦後の飢えの中で死んでいく妹の為に作った雑炊を兄が捨てずに食べるのとか当たり前の演出を持ちあげたり…何なんだろう。
伝わらないと思う。
レアで食べるのが本場なのかぁ・・チーズ
テーブルに直置き・・・まあパンだからなぁ・・
手渡し・・・食い物を分け与えるとは命を分け与えるということだ。アボリジニからそれを学んだ「美味しんぼ」オカボシさん
どうしたところで、不味い顔して喰ってくれないとタクアン一切れでもごちそうになる。オスカル様を連れていけばよかった。ちゃんと貧しさを表現してくれる。(ロザリーの家でちゃんとしていた)
そんなあなたにジャイアンシチュー
「冷や飯に水をかけたものが一番美味い」 「美味しんぼ」
矢口高雄の本にも、水かけ冷や飯が最高という記述っがある。本人の経験談として。
ただし、郷里の石清水を農作業時の弁当に掛けた物だが・・・
そもそもハイジの暮らしを貧しいって視点で見たことなかったわw
幼女の下着姿(*´д`*)ハァハァ
一般的日本人は
チーズ→高級食材→美味そう!!
の感覚じゃないの?
不味そうに見せたかったら、盲目のお婆さんの黒パンの食べ方を全員がすれば良かったと思うよ
ハイジはオンジの家に来る前は親戚をたらい回しにされてたんんだから
なに食べても美味しいだろ
たらい回しにはされてないでしょう
両親が亡くなって1歳からは伯母が育ててる
素直な子に育ってるところを見れば虐待されていなかったことはわかる
伯母は姪の将来を気にかけ奉公先を見つけてくる
ハイジ目線からすれば有難迷惑なんだろうが、お嬢様の遊び相手で衣食住の不自由なく
教育までしてくれる
これは価値観の差はあっても伯母なりの愛情だったと思うよ
ただ働いていた伯母との生活は「鍵っこ」みたいなもんだったろうし
一緒に温かい食事をすることは不可能だったんじゃないかな
同じ時間枠で放送した「母をたずねて三千里」の第一話で、マルコが作ってお父さんと食べていた「ゆでたパスタにバターからめるだけ」には当時びっくりして、あの家にお金がないのがよくわかったのを思い出した
ハイジの反省だったのかな
茹でたパスタにチーズをかけただけは現代の欧州でもわりと一般的な食事。多分僕らの卵かけご飯くらい。
あれは多分バターじやなくてチーズだと思う。ジェノバだとオリーブ油系が一般的でバターは北イタリア料理になる。欧州の家庭の料理は一部の凝った料理を出す家庭以外は本当にそんなもんばかりを食べている。くたくたに塩ゆでした野菜とか豆とか、山盛りのマッシュポテトとか。外国人が日本に来ると食事にびっくりするのは普段そんなだからってのもある。
ライ麦パンはサワー種で酸っぱいものなのだということを知らずにハイジの黒パンに憧れていたあの頃
ハイジが美味しそうにたべてるからねえ
子供目線だと子供の表情に共感する
酔拳の食事のシーンより
蛇拳のねこまんまみたいなのを、師匠とぼそぼそ食うシーンのほうが
うまそうなのを思い出した
貧しさを感じるのは食材や味じゃなくて、
量が足りない時なんだよ
実際その通りで本当に困窮している時は味や質は度外視してまずお腹を満たすことが
第一になりますね
貧困や困窮を演出したいなら少量にして最後に「もう食べれないの?」とハイジに
一言言わせてしょんぼりさせれば良かった
見た目美味しそうでもお腹いっぱい食べられずに満たされないという描き方なら
誰が見ても困窮してるんだと理解出来て誤解を招くようなことは無かったと思う
上の方のコメントで裕福との対比すれば良いのでは?というのが有るけど
こうすれば対比自体は要らないですね
困窮や貧困は必要な量(欲しいでは無い)が満たされないというのが
まず先に有りますので食事の質で困窮を演出すると言う事自体が高畑監督が
根本的な所で困窮や貧困に対しての認識を誤っていた可能性があると思う
Wikipediaの経歴を見る限り監督自身は割と裕福な家庭で育ったようなので
そういう所に想像が着かなかったりや自身に経験が無かったのでは?と思えます
なんにでもチーズ乗せる味覚障害は滅びろ
最近になって知ったのだがスイスではこのアニメが、マトモに放送された事が無いと聞いて驚いた。
確かにあのアニメでは楽しい山の暮らしは感じられても、厳しさは全く感じられんな。
ペーターの家は貧しさが伝わってたな。
ハイジの家って貧しかったのか
単にクララの家が金持ちなだけで、ハイジは普通の庶民の生活レベルだと思ってたわ
「貧しい食」って「貧乏の食事」とは微妙に意味が違うと思うのだが
山の生活は新鮮な肉や野菜や魚介類が手に入れにくいという意味では?
いや、白パンを貯め込むハイジが貧しいってことは知ってた。
それでも黒パンにチーズっていうのが美味しそうに見えたんだよね…
裕福で、白米しか食べたことなくて「近所の農家の子が食べてる麦飯が美味しそうに見えて食べてみたかった」って人知ってるよ。
もちろんそれが粗食なのを知ってたから食べさせてほしいなんて言わなかったらしいけど、身近なようで食べられないものって美味そうに見えるんだよね。
高畑氏が「こんな貧しい食事を…」って思ってたのなら
「貧しさは悪!」って決めつけがあるのかな
あんなに美味しそうに「誰かが何かを食べてる」表現が宮崎駿表現の
キモだったりするのは、それが生きて行く事に直結してるからだろう
作り手の意図をはみ出して主人公が「生きてる!」ってのはむしろ
作り手も受け取り手も、滅多に出会えない奇跡の1つなのかも
原作の方で「貧しいながらも楽しい食事」みたいな表現とかあるんじゃね?
貧しさが悪っていうよりも、貧しさに負けずに生きているってところを表現したかったんじゃないかと。
そういう日常の貧しさの一端としての、黒パンとチーズのみの食事って感じでさ。
実際暮らしは楽ではないおじいさんのところに引き取られ、裕福で都会なクララのところへ奉公に言って調子を崩し、アルプスに戻って元気になるっていう流れがあるし。
裕福がシアワセではないっていう反証みたいな感じで、貧乏でもアルプスに暮らすのが幸せってのを表すための舞台演出なんじゃないかとさ。
岡田斗志夫の火垂の墓の解説を見て、
自分はあの作品の意図を半分も理解してなかったことを知った
高畑監督の演出は奥が深すぎる
言っては何だが、世代間や民族・国家間のギャップやバイアスを絵一つで簡単に乗り越えられたら、とっくの昔に恒久的世界平和が実現しているよ(笑)。
じゃあ卵掛けご飯や大根おろし飯はどうなんだっと
たまに食うし、うまいし
別に演出が失敗したわけじゃない
例えば卵かけ御飯だって貧乏飯だがアニメで描けば美味そうに見えるし
アルプスの貧乏飯が日本人に貧しく見える必要はないしハイジの暮らしが裕福ではない事は他のシーンでわかってるからチーズパンくらいで貧しさが打ち消されるとか無い
子供時代リアルタイムで見ていた
「貧乏だけど壮大な自然の中で新鮮なチーズやヤギ乳うめぇ
都会の金持ちにはわからん超贅沢!」
みたいなイメージで見てたな
藁のベッドもしかり
貧しさの表現と食事の美味い不味いは全く別の話(演出)だよな
幸せか不幸かも貧富の差と関係ない
まぁ、団塊世代から上のノータリン世代はそこらへん勘違いしてる人多いけどな
ちなみに今と昔のアニメで一番進化したのは演出
昔の作品見返すといろいろひどかったりするんだよ
チーズじゃなくて、貧しさの表現は「黒いパン」だと思うよ
日本人が食べてる白いパンは日持ちしないから、麦を大量に持てる人でないと食べられないんだよ
で、何度も焼いてカッチカチにした黒いパンは保存食だから不味いけど、廃棄前の小麦粉から作って安く売る代物
ハイジがフランクフルトだかに行くことになった時も同様の表現があって、ペーターのお婆さんが「白いパンが食べてみたい」って言ってる
黒いパンをどうにかして美味しく食べようとしてるシーンなのに、おいしい食事に見えちゃうって事じゃね
ご飯にマヨネーズと醤油とか、半熟卵と醤油とか自分もよくやったよw。
やっぱ台湾人と日本人って相通じるところが有るんだなww
岡田トシオの解説は持ち上げすぎだよ。
宮崎駿なら原作同様に主人公が妹を邪険にあつかって生魚を食わせて死なせる演出をしたと思う。
それでも主人公に必死で懐く妹、その妹をときに思いやる主人公。
死後は二人でまた一緒に過ごす。
優しさ(人間性)と残酷さ(本能)のゆらぎ、そこに人間の本質があるよ。
高畑はそこが一ミリも分かってない。何が本能由来の言動かを分かってないからメリハリが無い。それを忖度して持ち上げる評論家。よっぽど怖い存在だったの?
優しさ=人間性ともいえないし、残酷さ=本能ともいえない。本能に対する二項対立として人間性があるわけでもない。
例えば獣が、ほかの種の乳幼児期の生き物を育てたり、水場をほかの種に譲ることもある。ひっくり返ったカメを別の亀が助けるような映像だってよくある。
これは生き物にも、ある程度の「優しさ」などという感情があるということ。本能の一言では説明が利かない、有情の存在だということにほかならない。
だから、こういう生き物の思考自体は「人間」性というべきモノではないということ。
逆にこういう感情・思考が自己保存へ(結果的に)有益だという本能が働いているとすれば、本能=残酷ではない事になる。
物事が必ず相対する二つの原因に分かれて、それをはっきりと分けてとらえないから、作品にメリハリがないなどというのは、余りに強引な捉え方。人間の存在や行動はそんなに簡単じゃないと高畑監督は思っていただろうし、そんな見方で作品を批評すれば2・3の作品を評論しただけでソコが見えてしまう。そう言うレベルの批評家では岡田氏はないと思うよ。
貧しい食事がまずいとは限らない。
というかここで言う「貧しい」は「貧乏な」という意味じゃなくて、
「食べるものの種類が少ない」という意味ではないだろうか
高級なはずの「チーズと小芋定食」がやたら貧しそうに見えたりするしな
でもハイジにとっては楽しい食事だったわけだし
おんじは村人から変人扱いされて自給自足なんだから品数が少ないのはやむなし
貧しい食事=美味しくないとは限らないし
美味しそうに食べてればなんでも美味しそうに見えるもんだよ
そうでなくても、その食べ物の映像を見れば食べたくなるもんだ
だからこそ食べ物の宣伝には絶大な力があるわけでな
貧しさを演出するならフランダースの犬の様に少ない食事を分け合うのが正解
いや貧乏飯なのはわかるよ、クララの家のパンとの比較もあるし
でも、クララがハイジの家に滞在中に美味しくてお代わりする気持ちもわかる
>>白飯には半熟卵と醤油だな
お前とは旨い飯が食えそうだな。
日本だとチーズは結構高級品の部類だからな
それを贅沢に食べてやがるのを見て貧しいとは感じにくいのでは
黒いパンが貧者の飯だとしても日本だとむしろ値段が上がりそう
子供の頃は外国人の食事がどういう物か分からないから
たんにああいうものだと思ってたわ。
取材に行ってるし、現地で試食もしてるんでしょ?
おいしいと思ってしまったからああなったんだろうに。
美味い貧乏飯なんていくらでもあるしね。
卵かけご飯に納豆めし、サンマもサバも安くて美味しい。
台湾でも猪油拌飯(豚のアブラを安く入手して自分で作ったラードと、
醤油を白飯に混ぜて食べる)とか、貧乏時代を思いだして悲しくなるそうだけど、
決して不味いと思って食ってやしないだろうに。
そういや「母をたずねて~」でマルコにお父さんが出したお昼ご飯が、
オリーブオイル絡めて塩振っただけのパスタだったんだけど、
それをマルコは無言・無表情でしばし眺めたのち黙って食べるというシーンがあったけど、
あれは貧しさ炸裂シーンとしては名演出だったねぇ。