日本の「3DCGで原型制作したフィギュアの修正過程」が面白いと話題に!【台湾人の反応】

グッドスマイルカンパニーの“3DCGで原型制作をした「ミルヒオーレ・F・ビスコッティ」、実はこんな風に造られていたんだよ!”というブログ記事が台湾でも紹介されていました。日本のフィギュアがとても丁寧に作られていることを知った台湾人の反応をまとめました。
グッドスマイルカンパニーが公開!《3Dフィギュア制作の修正過程》フィギュア制作は、こんなに大変なんですね…。
日本のフィギュアメーカー「グッドスマイルカンパニー(GOOD SMILE COMPANY)」は、数多くの精巧なフィギュアを販売しているのですが、これらのフィギュアはポンっと簡単に出来るものではなく、様々なプロの手によって造りあげられています。最近、日本のネット民の間でグッドスマイルカンパニーが2011年に書いたブログの内容が話題になっています。このブログ記事では、3DCGで原型制作されたフィギュアの修正過程が詳しく説明されていました。これを見たフィギュア好きはプロの心配りを感じる細かい仕事ぶりに感心し、自分のフィギュアをもっと大切にしようと思ったようですよ!

日本の儲かるオタ系職業「フィギュア原型師」なら年収1千万円も夢じゃない!?【台湾人の反応】
フィギュアの予約受付開始をお知らせする2011年のブログ記事
このブログ記事は、2011年の4月に放送されたアニメ『DOG DAYS』のミルヒオーレ・F・ビスコッティのフィギュアの予約受付開始を発表するものです。フィギュアの宣伝だけではなく、特別にミルヒのフィギュアが出来上がるまでの過程も公開されていました!
全ては、こちらのキャラクター設計案から始まります。
グッドスマイルカンパニーのブログでは、企画案から始まり、3Dモデル作りと修正過程を細かく解説しています。
この貴重な記事を日本のツイッター民が発見し、話題となりました!
https://t.co/eNKN3QPfXI
この記事おもしろいなぁ、修正指示がすごい pic.twitter.com/FZTnRHJ82M— シャビィ (@Syaby_T) 2018年3月14日
モデリング制作
デジタル(3DCG)原型師が、キャラクターの設定資料をもとにモデリング制作したのですが、このフィギュアは、ただボーっと立っているだけなので、これではまだまだですね。なので…。
企画担当者「このラブリーなポーズでお願いしまーす!」
原型師「了解です!」
原型師が、ポーズ案に描かれている動きを加えたのですが、表情にもまだ命が吹き込まれておらず、スカートを含め全体の動きも固いような…。ここから細かい修正指示を入れていきます!
制作ディレクターが綾波レイのフィギュアを使って修正指示を出します。
修正は、まだまだ続きます。
スカートの動きは、大分柔らかくなっているのですが、3DCG制作チームはまだ満足していません。
スカートの細部にまでこだわった修正指示を出します。
今度は羽川翼を使い、スカートの造形を指示しています。
やっと3DCGデータが完成しました!!!
フィギュア好きの皆さん、ぜひ原文の「グッドスマイルカンパニーのブログ記事」を見て下さいね。見た後には、「自分のフィギュアをもっと大切にしよう」と、絶対思いますよ!
全てのフィギュアが、プロたちの全身全霊を捧げて造られたものなんですね。
(〒ω〒)ブログを見た後には、何とも言えない感動が押し寄せてきますよ…。
台湾人の反応
- 羽川翼のフィギュア可愛いー
- あああ、このミルヒ持ってない。いま買いたくても、もう買えない><
- 凄い! 思いやりが溢れてるこういう作品が一番好きだー!!
- だから1体でもこんなに高いんだね
買えない(泣) - アホ毛があるセイバー!!
- でもこの会社が出してるキャラはよく造形が崩れてるけどね…
- ALTER「プッ…」
- 先に原型になる人型をこねて作ってるんだと思ってた
それを直したあと、フィギュアを作るのかと - フィギュア作った後で直すのが大変なんだよね。もし3Dプリンターの技術がすごく進んだら、粘土を捏ねる技術を磨く時間を節約できるよね。
- 今回この会社が出してるレムちゃんいいよね
- 手作りの原型にはまだ叶わないよ
- コレ欲しい。その当時見逃してて、いま見たら在庫なかった。新品が欲しい。
- デジタル原型師になるんだ
- 3DCGでは作ったことない…
- 姫!!
- みんな、芸術品だって言ってる意味が分かった?
- だから露xで大量に売ってるニセモノは買わない…。
(訳注:「原文:露x」とは、台湾のネット販売のサイト「露天」のことです。フィギュア等色々なものが売られています)
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20 件のコメントがあります
「チーズ感が足りない」
日本のフィギュアって現代の浮世絵に相当するような物なんだな
目的が明確化されているので制作側もなぜその指示なのかを理解しつつ修正できるのでいいね。
分野や職種が違うけど同じ制作する側にとって、
上や顧客からの指示はこのようであってほしいと心から願う。
しかし懐かしい。このアニメはミルヒオーレの堀江由衣を始めすべての登場人物が優しかった。
すげぇと思うとともに、アニメのキャラデザと同じく、現実の模倣ではなく、より本物っぽくみえるよう誇張して作っていることがよく判る記事だった
なるほどねー
論理的な指示で、理解のしやすい、優しい指示で良いなぁ
うちだと監修担当者の罵詈雑言が書かれてることもある
支持する側はこうあってほしいわ
フィギュアのポーズはどれ見ても腰が痛くなりそうだ
人間の写真のモデルさんもニッコリ笑顔でも実はキツイ姿勢だったりするぞ
自然なようで不自然なポーズとってる
だがそれがいい
(ポーズの)デフォルメがよりいきいきさせるのよ。
日本のアニメのほうがディズニーのCGアニメより躍動感があるのと同じ。
ワンパンマンみたいのはアメリカじゃ作れんだろ。
秋山徹郎でフィギュアを知った世代には全てが別次元の作業に思える
絵(画)を理解している人の指示だね
参考になるわ
え?
なにこれステマ?
買えばいいの? 注文しちゃうよ?
これ何年前のフィギュアだと思ってるんだ?
ただのネタだろ
ZBrushが全てを変えたんだよなぁ
原案から修正まで明らかに変わっているのは分かるけど、素人には原案を見ただけじゃどこをどうすれば良くなるのか全く見当がつかない。こんな繊細な修正を加えて、それが質を大幅に良くしているのが素人目にも分かるって、匠の技だな。
邪神像が生まれる過程も頼む
中国人に作らせる
大手漫画誌は、新人作家が本格的に忙しくなる前に、一週間ほどフィギュア制作現場に見学・研修に行かせるべきじゃないかね。もちろん画風にもよるが、そう無駄にはならんと思う。
こういう直立系じゃなくて「肉が重なる」タイプも見てみたいなぁ
足を組んでるとか腕を組んでる場合の「肉のたわみ」の表現がCGでどう修正指示入ってるのか見てみたいwww
指示してるディレクターは字体的に女性かな
すごいなあ