日本の認知症の母親と子猫の漫画『こわれたオフクロと子猫のミイ』が泣けると話題に!【台湾人の反応】

漫画家の山崎浩先生が認知症の母を描いた漫画『こわれたオフクロと子猫のミイ』が台湾で紹介されていました。先生自身の体験談を元にした少し泣ける物語を読んだ台湾人の反応をまとめました。
『こわれたオフクロと子猫のミイ』涙腺崩壊の泣ける漫画…
わたしにも認知症の親を持つ友人がいます。認知症になるとだんだんと自分が誰なのか分からなくなり、時には家族にさえ敵意を抱くこともあります。発症してしまうと周りの家族の生活にも多大な影響を与えるので、介護するには充分な準備が必要になります。ある漫画家がツイッターでシェアした認知症の母親の物語『こわれたオフクロと子猫のミイ』は読む人の目頭を熱くさせます…QQ
漫画家の山崎浩先生は母親が認知症になったことや家族が母親を介護する様子を漫画にし、一匹の子猫がその辛い日々を救ってくれたことを紹介していました…
これは母親と猫の物語です。
「今から十五年ほど前、六十代でうちのオフクロは認知症になった。」
認知症は他人に攻撃的になる。
一番酷かった頃は近所の人の悪口を言い、ガサガサと一日中何かを探しまくり本人も不安でいつもイライラしていた…そんな我が家を救ってくれたのはもらってきた一匹の子猫だった。
社交的な人や商売人は認知症にならないなんて多分ウソだと思う。
うちのオフクロは一人で店を経営しバリバリ働いていた。オヤジは早くに亡くなったのでオフクロ一人でオレやアニキを育ててくれた。
苦労したはずなのに、よく働きよく笑う人だった。
やがてオレ達兄弟は大人になり、それぞれ別々に暮らすようになった。オフクロは田舎でずっと店を続けていた…
なので、オフクロの異変に気付かなかった…
近所の人に言われて気が付いた時にはもう認知症は始まっていた。当初はそれでもオフクロはなんとか自活出来ていたし店を開けてちゃんと商売も出来た…なによりその頃はまだオフクロは笑っていた。
しかし認知症は確実に進みオフクロは色んな事件を巻き起こすようになった。
通帳紛失事件、貸金庫から隠し財産発見事件、隣家との土地問題事件、シャッターで転倒事件、介護認定調査員の前だと記憶力良くなる事件、3・11で倉庫崩壊事件。オフクロの奇行は日に日に増していった。
全部描いていたらページが足りないので、とりあえず通帳紛失事件の顛末だけ…
この頃のオフクロの行動パターンは「通帳は大事にしまっておかないと…」と、どこかに隠す…がすぐ忘れて「ハッ、通帳がないっ」と、あちこち探すが見つけられず「ないっ、どこにもないっ! こ…これは盗まれた、あいつが盗んだに違いないっ」と妄想が始まる…
それを近所の人に言ってしまう…
そしてオレ達が呼ばれて通帳発見…が何故か「あいつは悪い奴…」という思いだけが残り孤立して行く。
そういうことが度々あってアニキがとうとう実家に戻った。
少しアニキの話をするが、アニキの会社は羽田で実家からだとかなり遠い…実家は成田の先でアニキの会社まで80キロはあるのだが..
毎日片道約二時間かけて通勤しヘトヘトになって帰宅すると…
奇行が激しくなっていくオフクロの相手をする。当然アニキは日に日にやつれていった。
その頃オレも悩んでいた。
本当はオレが実家に戻るべきだったんじゃないかと。オレはフリーの漫画化だし実家でも仕事が出来たんじゃないのか…そもそもオレみたいな漫画家が一人消えても世の中変わるわけじゃないしオレが実家を継げば…とか考えていたのが、ちょうど冒頭のオフクロの状態が最悪だった頃…
そんなある日突然アニキが猫を飼うと言い出した。アニキは思ったらスグの人だった。
でも今思えばアニキは直感してたのかもしれない。
その子猫がオフクロを変えてくれるんじゃないかと。子猫は気ままに遊び回りオフクロはそれを追い回す毎日が始まった。
そして毎日猫の悪口を言うようになったが他人の悪口は言わなくなった。
猫が気になって気になって仕方ないようでずっと見張っている。姿が見えないと探し続け、モノを隠したりしなくなった。
しかもだんだんと子猫の世話をするようになった。そして猫もだんだんとオフクロになついて…
以前のような穏やかなオフクロになった…
同じころデイサービスを受けれるようになり、昼間は施設で過ごし…
夜は猫と一緒に過ごした。そんな日が続いた。
…けれど認知症は確実に悪化して行きオレやアニキの事もとうとうわからなくなった。そして最近体調を悪くして施設から介護病棟に移った。もう自宅には戻れないと医者に言われた。
寂しいと思いネコのぬいぐるみを買って渡すとオフクロはいつまでもそれをモミモミしていた…
それをネコだと認識出来ているのかわからないが。オフクロは笑っていた。
子猫はもうぜんぜん子猫じゃなくなったけど…今も実家のベッドでオフクロの帰りを待つように寝ている。
皆さんも家族を大切にしてくださいねQQ(猫を抱きに走る)
台湾人の反応
- 動物には人を癒す効果がある
- 中度に泣けるレベル
- 涙が出る
- 😭😭😭
- 涙腺崩壊QQ
- ペットには病気を癒す効果がある。みんな飼うべき!
- 友達が認知症になったら私が猫を引き取ってきてあげようQAQ
- なんてこった!! 泣ける! もしものときは…いや、私の方が先に痴呆になる可能性が高いからやめとこう。
- 諦めるなよ!www
- 仕事中なのに笑ってしまったじゃないかw
- こんなの泣けるどころの話じゃないよ
号泣だよ… - 玉ねぎ…たくさんの玉ねぎ…
- わんぱくな中大型犬じゃダメだったろうね。
- 結論:ネコは認知症を予防する
- 完全に自分の状況とかぶる…
- 猫を飼いたくなった!! でも財布の中を見て、その思いは消えた!!!
- 買う代わりに譲ってもらおう!!!(オイ)
- 譲り受けた後に面倒を見る金がない
- じゃあ野良猫で我慢…

28 件のコメントがあります
アニキマジで大変だったな…
認知症の身内を持ってるからこの弟のクズ漫画っぷりに腹が立つ。
てめぇが美談みたいに語るなと
ホントそれ
帰れとはいわないが、分担しろと
こういう自分は正しい事を言っていると言う奴程
実際には何もしていないんだよねぇ
なぜなら、実際にやっていやら本当に大変である事が分かるから
俺の実家は軽い認知症を煩っている母が足の障害で満足にあるけない父を
介護をしており、俺も毎週土日は200km離れた実家へ帰り
せめて土日だけでも母に少しは楽をしてもらおうと父の介護を手伝っている
こういう生活は本当に大変と知っているから、他人に対して簡単に
「お前がなぜ手伝わないのだ?」なんて言わない
もちろん、自分がやってもいない事を他人に「これが正しい事だろ!」なんて
恥ずかしい事も言わない
だね。まだ親が健康で何も知らなかったり別れを知らなかったり介護の経験もない人こそがこういうおせっかい的意見を言う。家族には家族の事情があるし、手伝わないで苦しむという人もいる。まあ、お気楽に意見、こういうのを批判できるというのは幸せなのかもしれないけれどね。できるだけそのほうがいいとは思う。できるだけ、長く、歳がかなり食うまでは、そういう事を知らずにいるほうがそのほうが幸せ。病気や死は、知らないなら知らないに越したことはないとは思う。だけど、それを目の前にしている人に、感情だけで意見を言うのはよくない。ネットはまあいいとして、リアルでは余計なこと言わないようにね。その一言が相手を追い詰めることもある。疲れているところに一言言われるとそれが致命傷になることもあるから。
確かに兄の負担が大きいのは分かるが
兄弟だって個々夫々の事情があるだろう。
兄弟がそれで良いのなら問題ないし、
この漫画からそんなことは窺い知れない以上
何でお前が怒るのか意味が分からん。
(´;ω;`)ウッ ぬこありがとう
うちの場合は、飼っていた猫が高齢による腎不全で死んでから、祖母のボケが悪化した。
100歳近いんだけど、目に見えて酷くなったよ。
死んではじめて猫が老化を抑えていたんだと気付いた。
猫も100歳まで生きれば思い残すことはない よね
うちもばあさんと猫がどっちが先かっていう年齢でさ……、
婆さん最近かなり物忘れひどくなってきてて、
猫が先にいったら一気にいくだろうなと心配してるところなんだよねぇ。
古くは「恍惚の人」で1960年代の介護事情が描かれたが、当時は珍しかった。
今はもう、親戚が集まれば介護の話だ。
人間は皆同じように苦労する。楽をしている人は少ない。
六十代で発症は早い
元気に振る舞ってても心には穴が開いてたんじゃないかね
苦労したみたいだし
>介護認定調査員の前だと記憶力良くなる事件
介護あるある
もうあるある過ぎて思い出してため息出るレベルですよねw
うちの曾祖母もそうでしたし。
徘徊しないのが救いだな
徘徊を始めたら一時も目を離せなくなるし、
家から出れないように閉じ込めると怒りまくる
自分もまったくこの人と同じ境遇だから涙なしでみれなかった。介護度が4でも病気がちだと特養に入れないし。兄弟がいてよかったね。
うちの母も82でちょっと怪しくなってきた…
まだまだ元気だけど、今日何をしたか夜にはあやふやになってるし、3日しか入院してないのに2週間とか平気で言う。
任と証っつったっていろいろあるのよ
俺の周りはみんな 自分の見たものと同じと思い込んでるようだけど
ヌコを飼いたしと思へども 腎臓病で毎日点滴とか手術で高額治療とかいふ話を聞くだにヌコ飼いの道はあまりに遠し
せめては新しきヌコカフェを訪ねて きままなる可愛子ちゃん探しの旅にいでてみんw
隠す見つからない盗まれたと騒ぐ
ほんとこれどこでも同じなんですね・・・ほんとうに疲れます・・・・・・
もう少し早く知りたかったな
昨年末に同じような母が亡くなったばかりだ
最後は身体を壊して病院へ入れたから少しは楽が出来た
金は多大にかかったが
ウチの場合はなくなると思い込むので衣服に縫い合わせていたな
認識している日付や時間がずれるのが怖いようで筆記もしていた
そして時計が壊れているとずっと言い張っていた
人前ではちゃんとする、あたしには金❗金❗ばっかり。
いまだに人から借金しようとするから、友達が離れてく状況の今現在。
これからもっと酷くなると思うと。
お義母さん、あなたの作った借金肩代わりしてまだ完済してません。
なにこれ泣ける…
動物飼うのが脳みそに良いのは実際言われてるから
お兄さんは当時の先進的な事例か何かを知っていたのかもな
うちの亡母も認知症で他人への悪口が増えた。
お金にも執着するようになったけど、それはすぐに仕事をサボる甲斐性なしの兄のせいだった。
確かに介護認定調査員が来ると記憶は良くなったな。
亡くなる少し前に急性白血病を患ったけど看護師殴る位元気だったよ。
認知症の母を見取って一年たった。なくなる一年くらい前に「猫かおうかな~」と言ってたわ。買ってやっても良かったかなぁ。
2016年4月5日が若年性健忘症で父が亡くなった日だ
俺が二十歳くらいにはボケてたし 色々話聞きたかったよ。
ボケって一方通行で何も伝わらなくてこんな残酷な終わり方ってないやって思ったよ。
まあ全部ウソなんですけどね