日本の漫画家が教える「立体的な樹木の描き方」が分かりやすい!【台湾人の反応】

漫画家の吉村拓也先生の教える「✨立体感を120%引き出す✨ 🌲樹木の描き方🌲」が台湾で紹介されていました。簡単明瞭で分かりやすい樹木の描き方を見た台湾人の反応をまとめました。
プロが教える2分で分かる立体的な木の描き方
漫画家の吉村拓也先生は、新人作家の中でも高い作画技能で頭角を現しています。吉村先生は、絵の描き方のポイントなどもツイッターで隠すことなく解説しています。今回吉村先生は、非常にわかりやすい立体的な木の描き方を解説する動画を公開しました。
○吉村先生が連載中の漫画『ヤングジャンプ』
(訳注:連載中の漫画『ヤングジャンプ』という部分は間違っていますが、コメント欄との兼ね合いで原文のまま訳しています)
○まず光源を決める
幹と大雑把な枝を下書きしたら、光がどちらから当たっているかを決めます。
○全体の葉を10ブロック程に分ける
ブロッコリーのようなイメージで葉っぱの集まりの輪郭を10個ほど描きます。
○木の幹に長方形のマス目をつけます
○木の質感からペン入れ
大雑把な下書きができたらペン入れに移ります。まず、輪郭を描き、木の幹の質感をマス目にそって描いていきます。マス目は基準なので、そのまま真っすぐにペン入れせず、途切れさせたり歪ませたりします。
○光源側はカスらせる
光が当たる側はカスらせ、陰の側は濃い目の線にします。
○陰影のグラデーションを描写
光源側から陰の側に向けて、横線を増やしていきます。
○ブロッコリーを小分け
大雑把に描いたブロッコリー状の塊をさらにパーツ分けします
○ペンで点描
小分けしたパーツに沿うように、ペンで葉っぱの影を描きます。
○光源を意識して
ペン入れするのは葉っぱそのものではなく影なので、光があたってできる影を意識して、光源に向いた側は影を少な目に。
○光源の反対側は影を濃く
○枝や葉をはみ出させる
丸い輪郭のままだと不自然なので、ところどころから枝や葉っぱを飛び出させます。
○細い枝はホワイトで
葉っぱのかたまりから覗く枝を意識して付け加えます。
○完成!!
感服いたしました。
訳注:ソースのツイート動画
【2分で分かる‼️】
✨立体感を120%引き出す✨
🌲樹木の描き方🌲 pic.twitter.com/BA3tzgBIrz
— 吉村拓也 (@hanari0716) 2016年9月30日
○模範動画「ツイッターで10000RT!!立体感を120%引き出す 【樹木の描き方!!】解説無しノーカット版。」
○細かいポイント解説
(✪ω✪) わかりましたか? では練習してみましょう!
28 件のコメントがあります
マンガのような単純化したものを技術的に真似るのも重要だと思うけど、人によっては上達のじゃまになると思う。石膏デッサン、風景スケッチを毎日繰り返して、そこから単純化して自分なりの作画方法を編み出す方が速いと思う。
基礎が出来てないと高い建物は建てられない。
マンガを書くこと一本でやってくなら両輪で学ぶべきかな、
マンガ表現のデフォルメを学べるのはやはり先達のおかげで、
そこを「まねぶ」のも大事だと思う。
ただ順番は逆で実物をつぶさに観察し、二次元に落とし込む
デッサンからやらなきゃ駄目だと思う。
単純化が上手く出来ない人が多い気もする。
人物と背景のタッチが違い過ぎたり、描き込み過ぎたり。
難しいんだよね…
挑戦した結果とか、影をもう少ししっかり描けば良くなりそうだよな。
美術の時間にこういうこと教えてくれる先生いなかったな
この調子でフクロウも描けるぞ
1. 丸を描きます
2. 残りのフクロウを描きます
全然知らん漫画家なんだけどw
ていうかアシが描くから先生はかけなくてもいいじゃんw
その先生と呼ばれる人の多くはアシを経験してるんだが(苦笑)
本気で言ってるの?マジで?
もう一回聞くけどそれ本当にそう思っている?
いかにも一昔前のネットコメントって感じでこれをドヤ顔で書き込んでると思うと赤面するわ
ミルキーペンは友達!下ネタかよ
木は本当に難しい
近いと平たい葉(平面)、少し離れると枝についた葉(立体)、もっと離れるとその集合体、さらに離れるとブロッコリー、もっともっと離れて木が群れると緑色の雲になる
これに木の種類の違いも加わり、これほど視点との距離によって作画方法が変化する物体もなかなかそう無い
でもこの例に上がってる木は全体的に枝葉が均質に散っててあんまり自然な感じがしないな
植木屋が半端に仕事した木とも言えなくもないけど
もちろん先達が編み出して無駄を省いた技術を真似てクオリティの底上げをしてもいいだろうけど、そればかりになって多様性が失われた結果を示しているのが声優業界。
やはり効率化を求めすぎて技術の均一化に傾倒すれば多様性は失われる。
目先の付け焼き刃ばかりに捕らわれることなかれ。
水彩画のプロも枝は後から描けってたな。
> 挑戦した結果 (´Д⊂
腐海の森かな?
インスタントな描き方としてはいい教材だけど本格的に木のイラストを扱うつもりなら実物を観察した方がいい
葉も幹も樹種によって全然違うから適当にごまかしてると後でツッコミの嵐に会うからな
これ実践出来るのは絵心のある人間だけだろう。
最低でも鉛筆で球を立体的に描ける程度の技量は必要。
こういう記号化は素直に先達に感謝し真似たほうがいい
数学でいう方程式みたいなもの
デッサンから~ていう人もいるけど、それは果てしなく遠回りだし、それで木の絵が上手くなるわけじゃない
記号化ってのはモノの本質をついてる
そこから学んだほうがはるかに上達は早くなるよ
わかってないな。デッサンの中にも先達の技法が詰まっているんだよ。それさえ押さえれば、そう怖がるほど遠回りではない。逆に一通りの石膏は描き終えた、とか言う自信とともに陰影の濃淡、反射光や拡散する光、画面をどういう構成にして切り取るか?とかそういう忘れやすい基本が押さえられ確実に成長にもつながる。
記号化というものはその課程の繰りかえしの結果、自己の意志以上に自然に単純化の方向がでてくるもの。ラクしよう、効率的に上手くなろうでは上手っぽくなっても、陳腐さは隠せない。それでいいならいいが、みるものがみれば5秒と見て貰えない。それはどんな技術もそう。基本はゆるがせに出来ない。
そりゃ本格的な画家を目指すなら、あるいは樹木が主題の漫画を描こうとするなら、そうだろうよ
でもこれは漫画のイチ背景なんだよな
漫画家はいちいち木の巧拙をつぶさに見るようなニッチな客は相手にしてないんだよ
あくまで「背景」でそれらしく見えれば良い
先人がわざわざ二次方程式という便利なものを証明してくれたのに、わざわざゼロからそれを研究することは余程の専門職じゃない限り明らかな遠回りだよ
こんな木、無いだろ
これはこれでいいんだよ、写生じゃなくて「木(であるとわかる/樹種はなんでもいい)という記号」だから
「何の木かはわからない(そこまで描いてないから)けど電柱じゃなくて木に見えればいい」のよ
精神鑑定では木を書かされる
練習しとけおまいら
木が顔に見えるっす
怖いっす
うーん・・・これが木・・・?
まあ・・・これはあくまで素人向けの簡略化した技法であって
仕事ではこの人はもっと緻密な描き方してんじゃねえかな・・・
・・・って勝手に想像しました!
木以外の何に見えてるの?
分かり易いがめんどくさい