日本の漫画「スピリットサークル」が面白いと台湾人もオススメ!

水上悟志先生の新作「スピリットサークル」が良作なのに埋もれてるのは惜しいと台湾で推薦されていました。あらすじを見ただけで読みたくなる輪廻転生ファンタジー作品を見た台湾人の反応をまとめました。
推薦マンガ『スピリットサークル』7つの人生にわたる壮絶ストーリー
今回ご紹介するのは、コアなファンなら読んでいるであろうけれど、知名度はあまり高くない作品です。それはちょっと残念なことなので、ここで紹介することにしました。水上悟志先生の『スピリットサークル』は、輪廻転生を題材にしたファンタジー。熱く感動的で、様々な感慨が織り交ざるような作品です。
水上作品は『戦国妖狐』や『惑星のさみだれ』など評価が高く(知名度はありませんが…)、新作の『スピリットサークル』は現在月刊ヤングキングアワーズで連載中、コミックスは5巻まで発売されています。
○主人公・桶屋風太
主人公の桶屋風太は平凡な中学生。しかし、ある日転校してきた石神鉱子と、七生にわたる因縁があったのです。
○ヒロイン・石神鉱子
ここまでの紹介ではそれほど読みたいと思うことはないでしょう。しかし作者はくせもの、このありがちな設定を感動的なストーリーに仕立て上げているので、読み続けないわけにはいかなくなります。
○風太は鉱子と出会い、7つの過去生を体験することになります
ひとつ前の前世・フルトゥナから神秘のアイテム「スピリットサークル」を受け取った風太は、それまでの前世――つらい失恋をした青年・人生の奈落に落ちた騎士・孤独な職人・剣術に通じた刀匠――などを体験できるようになりました。それぞれの人生をまるで映画を見るように感じさせる描写力は圧巻です。
○読者はそれぞれの人生に深く感情移入するでしょう(左は除くw)
わたしが最も印象深かったのは、第5の前世「ラファル」です。心に矛盾を持ちながらも重大な決定をする姿に人生の悲哀がありました。
○ストーリーの真相は第7の前世「フルトゥナ」にあります。全ての因縁の始まりです(コミックス第5巻)
この作品には現在主流のアニメ的な要素はなく、ストーリーが重視されています。知名度は低いですが、読み始めたら止まらない良作で、まだ5巻までしか出ていないとはいえ、しっかりしたストーリーのマンガが好きな人には特にオススメできますよ!
台湾人の反応
- これおもしろいよ!
- 「セーラー服と重戦車」はオタの夢を満足させる作品。
無意味なエロシーンもあるけど、
『セデック・バレ』の影響を受けててなかなか深い作品だよ。- セデック・バレと何の関係があるんだ?
- 作者がわざわざ台湾まで来て『セデック・バレ』を見て啓発されたの知らないの?
- …あ、違う作者だった
(訳注:『セデック・バレ』は日本時代の台湾で起きた実際の原住民反乱事件を描いた映画です。「セーラー服と重戦車」の作者・野上武志先生が台湾まで見に行って、関連本まで出してしまったことは事実ですが、この記事とはまったく関係ありません。)
- 水上先生の作品はみんないいよ!
ただ、日本で完結している「惑星のさみだれ」が、
台湾版は途中で止まってるんだよ…- 台湾版の出版社はなにやってんだ!
- マジで、おもしろい
- この作者は面白い話を考えるね。ただ、人気が出ないのは中二要素が足りないからだろうなw
- これ読んだ! おもしろい!(作者は神!!
惑星のさみだれも神でござる(なぜアニメ化されぬのか… - 話は普通でキャラ設定は力不足。確かに続きが気になる描き方をしてるけど、だからって特に凄いわけじゃない。
- 惑星のさみだれを読んで以来の水上先生ファンだけど、この作品はさらに上のレベルをいく面白さ。推薦する価値があるよ。
- おもしろいけど人気が出るかというと難しいよね…
王道ストーリーじゃないし、人と語れるようなものでもないし
それぞれのストーリーにいろんな見方ができる良作だけど
アニメ化はないと思う - ストーリーにはいろいろ考えさせられる部分があるね。
主人公の過去生はどれも個性的で、感情移入して泣きながら読んだ部分もあったQuQ
アニメ化してほしいな〜。 - 絵柄がストーリーと合ってないから人気出ないんだと思う。この絵柄が好きな人と、こういうテーマが好きな人とではギャップがあるんじゃないかな?
24 件のコメントがあります
水上悟志まで知られるようになったか…
何で有名にならないんだという忸怩たる思いと
有名になって土足で踏み荒らされたくないという思いが葛藤する希有な作者だよなー
確かにおれもさみだれを下手にアニメにして欲しくないと思うし。
本人は何で売れないんだーと思っているみたいだけど。
あなたのコメントに全力で同意してしまうわw
特にアニメ化は黒歴史になってしまう確率が高すぎるんだよね
完全にダメダメになってしまう確率も高すぎれば
制作スタッフが優秀でもプロデューサーが無能で
無理やり1クールに押し込めてカットの嵐の作品になるか
原作に忠実な作りにしても、おれたたエンドで二期が作られないとか
声優にごり押し俳優とかやられたり、ね
もう原作だけで満足だから下手に触れないで欲しい、なんて思ってしまうよね
自分も短編集とかも全て買ってるくらい好きだけど、
基本的に序盤の展開がスローペースな所があると話が多いと思うから、
アニメ化には向かないのかもねえ
面白いから一度アニメで見てみたい気もファンとしては正直あるけどね
大丈夫、俺・・・・全然知らなかったわ!!
こんな奴もいるから。
この人はいつも面白いんだが、絵が素朴っぽいのに内容がグロかったりエグかったりとするから敬遠しちゃう人が出るんじゃないかと思ってる。短編集を出版社が結構出してるのを見ても一定の人数のコアなファンがいることは認識してるんだろうな。一度出版社側が宣伝してあげればいいのになぁ。少年画報社メインだからそういうのがないんだろうか
さみだれは面白かったしドラマCD化した時は「アニメ化の布石か!?」と思ったけど結局何の進展もなかったなあ・・・ドラマCDの出来は好きだったんだけど
スピリットサークルはアワーズ最新号付近でやっと本題に入って面白くなってきた
でもアニメ化したら序盤で切られそう
さみだれ、戦国妖狐とアニメ化向けの作品をじゃかすかつくる優秀な作者さんの作品
だがこのスピリットサークルも終盤なんだがアニメ化の話題なし
まあ、アワーズのアニメ化枠は1つ
アルペジオ、河合荘、今はゲート、次がドリフターズがアニメ化予定
アニメ化枠に漏れそうで残念、下手なラノベよりいいんだが
アワーズの漫画好きなんだけど、マニアックに過ぎるからなぁw
個人的にはツマヌダも好きなんだけど、さすがにアニメ化は厳しいだろうし。
音楽と一緒で良い作品=商売になる作品ではないって事なんだろうな。
残念でならない。
「この漫画が凄い(本音:出版社の意向で売りたい)」とかだと華麗にスルーされるけど、
スピリットサークルはここ数年で一番面白い漫画だと思う。
登場人物が死ぬタイミングに定評ある作家の転生モノなんて面白くならないわけがないわな。
スピリットサークルは最近の漫画の中じゃトップクラスに面白いんだけどなんで話題にならんのかわからんなあ
全力で同意。けど同時に、知名度が上がった結果見る目のない奴にトンチンカンな評価をされたくないとも思ってしまう。
作者違うけど、ハクメイとミコチももっと知られていい(布教)。
コンビニに置いてたから一巻チラ見して即全巻買った
まさかスピリットサークルがこんなに話題になってるとは・・・
結構読者いるんだな
おし、読んでみるか
面白そうな情報、ありがとう
最近は海外のコアな日本オタクから
教えられることが多くなってきたw
アニメ化されていいと思う
それで黒歴史になっても、原作知ってる人なら『あれは別作品』って割り切れるし
知らない人に『糞だ』って言われても気にならないし
むしろどんな形でもいいから、興味を持ってもらいたい
あのデビルマンですら、映画から原作に入ったって人結構居るみたいよ?
特にこの作者さんは『もともと映画やアニメならこう見せるだろうアングルを意識して描いてます』って言ってるし
まさかスピサ出るとはw
どちらにしろ完結してからじゃないとアニメ無理だろうなあ
でも本当に面白いから読んでほしい
長いし序盤ちょっと弱いけど戦国妖狐も熱くてスピサ以上に好きオススメ
前世の一番左の奴、女の子?
TS要素あるなら興味あるなぁ(目の付け所がおかしい
評価低すぎるけど知ってる奴は良さを知ってるタイプの漫画っつーか…でも正直アニメでブーストがガツンと利くような作風じゃないよな。
この記事見てすぐ2巻まで読んだ感想
確かに面白くて途中でやめる事無く続きを読める。
が、絶賛しすぎってのが正直なとこ。
あの雰囲気の物語の作りなら、転生モノじゃないけど
寄生獣の作者の人のヒストリエには及ばないと思ったし、
なにより主人公をマスターと呼ぶルンというキャラ、これそんな必要か?と。
萌え担当キャラ使って読み手を引き込む手法も別にいいけど、
使いこなしてない気がする。
アニメにしたら面白いという声は多いと思う
ほんと最近はくだらんテンプレアニメばかりだしね
せめて既刊読んでから言えば?
ついさっき3巻まで読み終えた
面白さが増したね。4人の木での再会シーンは目頭が熱くなった
これはアニメ化されなければならない
ルンは4巻以降で活躍しそうな感じだから期待しておこう
さみだれの作者だね
OURSはさみだれが始まってから少し経ったくらいで買うのを止めちゃったので
さみだれは良くわからないけど、自分には絵が合わなくてあまり興味がなかった
水上先生は海外評価高いよね♪
ファンとして嬉しい