世にも奇妙な物語の名作「まる子と会える町」に台湾人も感動

日本でも感動すると話題になっていた「世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春」で放送された「まる子と会える町」が台湾で紹介されていました。その内容に感動する台湾人の反応をまとめました。
世にも奇妙な物語『まる子と会える町』すごく心が温まります(涙を拭く)
ネット住民の皆さんの中にも「世にも奇妙な物語」を大好きな人がいるのではないでしょうか? 「世にも奇妙な物語」では短い物語を日本の有名な役者たちが演じています。物語の内容の多くが都市伝説などを元にそれを改編したものですが、もちろんオリジナルの物語もたくさんあります。最近は奇怪で恐ろしい記事ばかりを紹介していたので、今日は皆さんに「世にも奇妙な物語」の中でもとても心温まるお話を紹介したいと思います。「ちびまる子ちゃんと会える町」です〜。
「世にも奇妙な物語」のとても心温まる話「まる子と会える町」
これは2010年の春に放送された特別編で、20周年記念で「世にも奇妙な物語」と「ちびまる子ちゃん」がコラボしたドラマです。
物語は主役の西田敏行が35年勤めた会社を解雇されるところから始まります
不況のせいで会社自体が青息吐息。同年代も次々と去っていき、ついに彼にも自分の番が回ってきたのです。
それは彼にも分かっていたことでしたが、実際に「いらない人間だ」と言われるのは、とても堪えるものです。
帰宅すると、先立った妻に「会社をクビになったこと」を報告します
「本当に世の中不景気で…これじゃあ俺…孤独な老人になっちゃうよ…」
そして、一人で夕飯…
こんなに大きな家で一人で食事をするのは本当に寂しそうです…
夕飯を食べながら、テレビで流れている「ちびまる子ちゃん」を見ていると
家族みんなが仲の良さそうな「ちびまる子ちゃん」の家…
思わず「家族かぁ…」と呟きます
突然、ある家庭の電話が鳴り出します。料理を作っている母親は、リビングにいる夫と娘に「電話とって〜」と頼むのですが…
娘「イヤだ〜、まるちゃんやってるから〜」
仕方なくママが電話を取ります。「あ、父さん? どうしたの?」
「おれ、リストラされたんだ…」
「で、どうするの? …一緒に住むのは無理よ」
リストラされたおじさんは再就職先を探し始めるのですが…
「何か資格はお持ちですか? パソコンなどは習得されていますか?」
「いえ、恥ずかしながら…すみません…」
「一応、お預かりしておきますが、情報は毎日変わりますので。他の皆さんもほぼ毎日お見えになってこまめに情報をチェックされております」
用事を済ませてハローワークを出ると
携帯を見ながら歩いている人にぶつかられてしまいます
「痛っ・・・」
たくさんの人が通り過ぎますが、倒れてしまったおじさんを助けてくれる人は誰もいません・・・
電車で帰宅途中に周囲を見てみると・・・
携帯をいじっている人ばかり・・・
「みんな、自分のことだけしか考えない。おれみたいな人間はいらないってことか・・・」
おじさんは辛い現実を思い・・・涙を流します・・・
しばらくして、彼が目を開けると
車内の様子は一変していました。まわりには誰もいません。
乗り過ごしてしまったのでしょうか?
意を決して降りてみると
見も知らない町なのに、だけど、なんだか懐かしい匂いのする町…
町の人達も、先程までとは違ってとても温かい雰囲気です
市場に行けば、すれ違う人がみな「こんにちは」と挨拶をしてくれます
よそ見をしていると、またうっかり人にぶつかってしまいました
しかし、先ほどと違って「大丈夫か?」と近くの人がたくさん助け起こしに来てくれました
おじさんが公園で休憩をしていると
公園で遊んでいる少女たちに「もう遅いんだから帰れ」と警官が声をかけます
その心温まる様子に思わず笑みがこぼれるおじさん…
しかし、休憩を終え公園を出る時に、ハローワークの書類を忘れてしまいます
静かな通りをおじさんが歩いていると…
突然、後ろから子供の呼ぶ声が聞こえました
「おじさ〜ん」
「良かった。追いついたよ。疲れた〜」
「あの…あなた…まる子ちゃん?」
「え? おじさん、あたしのこと知ってるの? どっかで会ったことあったっけ?」
「いや、会ったことはないけど知ってるよ。」
「あ、そうそう。これおじさんのでしょ? 公園に忘れてたよ」
まる子ちゃんはおじさんが先ほどの公園に忘れた書類を持ってきてくれたのです。
「大人なのに忘れちゃダメだよ」
その優しさに感極まるおじさん。
「どうしたの、おじさん? 元気ないよ」
「おじさん、会社クビになっちゃった」
「クビ? 仕事なくなっちゃったってこと? そうなんだ…大変だね。おじさん、家族は?」
「家族…? うん、まぁ、いるけどね…」
昨夜のことを思い出して悲しくなるおじさん。
ですが、朝から何も食べてなかったおじさんは「グーッ」とお腹の音を鳴らしてしまいます。
「おじさん、お腹へってるの?」
「そうだ、おじさん、うちにおいでよ。ごはんぐらいあるから。困ったときはお互い様だよ、気にしなくていいよ」
『信じがたいことが起きた…でも、まるちゃんの手、温かい…』
ちょうどその時、おじさんの孫娘が見ているテレビにも二人の姿が…
一方、パパは新聞を読んでいて、ふと義父のことが気になりだします
少し心配になって電話をかけるママ
誰もいないおじさんの家で電話が鳴り響きました
でも、おじさんは孫娘が見ているちびまる子ちゃんのアニメの中にいるのです
「おじさんだ…」と小さくつぶやく孫娘。でも、パパやママには言いません。
おじさんはまるちゃんの家での食事を心から楽しんでいます。
「こんな楽しい夕飯は久しぶり、ありがとう…」
食事が終わるとまるちゃん家族はおじさんを泊まっていくよう誘います。
「そうじゃ、今日は泊まってもらったらどうじゃろう?」
「そうねぇ。もう遅いし、そうしてくださいな」
おじさんも感極まって…
「ありがとうございます。家族みんなでご飯食べて、お話しして、本当…楽しかったです。本音を言うと、ずっと、ここにいたいです…」
「ダメだよ。おじさんはこの街の人じゃないよ」
「おじさんにはちゃんと帰る場所があるんだから」
「帰る場所ねぇ…おじさんに帰る場所、あるかな…?」
「おじさん、家に帰るんだよ。…ちゃんと待ってる人がいるから」
「きっといるから…ここは…ここはおじさんの住む世界じゃないんだもん」
そして、おじさんは帰ることを決意します
「おじさ〜〜ん」
おじさんが歩いていると、後ろからまるちゃんが追いかけてきました。
「ごめんね、帰れとか言ってごめんね…」
「いや、ほんと…楽しかったよ…ありがとね、皆さんにもよろしくね、ありがとう」
「おじさん、元気でね」
二人は握手をして…
「もう、会えないのかな…?」
「大丈夫、おじさんが会いたくなったら、あたしにはすぐ会えるから」
おじさんの涙がこぼれ落ちた瞬間、元の電車の中で目を覚まします
なにも変わらない電車の中の光景
とぼとぼと帰宅するおじさん…その時
「おじいちゃ〜ん」
そう呼んで前から走ってくるのは…
かわいい孫娘でした
孫に連れられて家に帰るおじさん
おじさんが家にいないことを心配した娘たちが見にきていたのです
「父さん、こんな時間までどこ行ってたのよ、心配させないでよ!」
おじさんは謝りながら、家に入ろうとします。
「あ、お父さん。突然なんですが…一緒に暮らしませんか?」
意外な申し出に、驚くおじさん。
「一緒に暮らそうだなんて…お前たち、無理してるんじゃないのか?」
「そんなことないわよ。家族じゃない」
こうしておじさんは一人ではなく、家族みんなで暮らすようになりました
孫娘は6時になると「ちびまる子ちゃん」を見始めました
テレビを見ていると孫娘がジュースをこぼしてしまいます
家族みんなが大慌てで、着替えをしたり台拭きを取りに部屋からいなくなったその瞬間…
おじさんがふとテレビに目を向けると…
「おじさん、あたしはいつだってここにいるよ。会いたくなったらいつでも会えるんだよ」
台湾人の反応
- 泣けた…
- すでに泣いてる…
- 世にも奇妙な物語は私が必ず見る番組! 残念なのは毎年2回しなないこと…
- 泣いちゃったQQ
- 感動した〜〜〜それに「星を守る犬」を思い出した!(涙
- 泣いた…
- 玉ねぎが多すぎるよTAT
(玉ねぎ=泣ける、涙がでるという意味です。) - 泣けたQQQQQQ
- おぃ…感動させすぎだよ(涙
- 「おじさん、あたしはいつだってここにいるよ。会いたくなったらいつでも会えるんだよ」
私のちびまるこちゃん…もしこんな風に言われたら確実にタマネギで溢れかえる… - 喜劇役者 西田敏行 彼がいれば内容は保証されたも同じ!
- 玉ネギの攻撃を受けたぁああああ!!!
- 「ちびまる子ちゃん」は本当に心温まるアニメだよね><
- タイトルには玉ねぎ注意ってつけといてよ! 大泣きするじゃん!!
- 玉ねぎが多すぎるでしょ!! くっそ〜
- あなた、こんなの紹介して大勢の大人を泣かせて、どうやって責任とるつもりなの?
- 紹介の写真を見た時点ですでに涙が…
- 普段の「世にも奇妙な物語」はどういう展開になるのかすごく心配だけど、これは本当に感動! それにすごく面白い!
- みんなただ自分のことばかりを考えている。こういう「うつむき族」(スマートフォンなどが急速に普及している台湾では、これらの操作に没頭する人々を「低頭族」と呼んでいる。 さしずめ「うつむき族」)の世代が街に溢れていると思う。長い間「ちびまる子ちゃん」を見てたけど、本当にまるちゃんのあの時代は平和だったんだなと改めて思った…。
- たまねぎ…
- 暖かすぎだよ(涙
- 玉葱がTAT
- 小さい頃の思い出…ちびまる子ちゃん…感動したよ〜(涙QWQ
- これリアルタイムで放送を見てた。でも、やっぱりまた泣いちゃったT^T
- オーマイガー!!! 涙が噴き出したQAQ!!! マジで噴き出したQMQ!!!
- 感動した…みんなそれぞれ心の中に平和な世界がある。
- くっそ、涙が流れやがるQAQ
- くっそ!!! 泣けた!!
- こっそり涙を拭いた (ಥ_ಥ)
- 実はちびまる子ちゃんの手が暖かいのではなく、心の中に暖かいものを感じたということ…日本のドラマはよくこういう手法で感情を表現するよね。
- こういうおじさんものはマジで感動する…親孝行しなきゃ。
- 西田敏行超かわいいよ、ほんとに。
- これは完全に玉ねぎを使って超豪速球を投げつけられた感じだQ口Q
- 西田敏行超大好き!!! 何を演じてもその人になるおじさん!!!
- どうしてこんな玉葱なドラマを「奇妙」に分類するんだ…
41 件のコメントがあります
泣いた(´;ω;`)
結構見てる方だと思ったけどこのエピソードは知らなかった
普通に感動する
西田敏行いいよね~
こういう役ももちろんだけど犯罪者の役の時も圧倒的悪役感で感心したことある
このコラボは本当に良かった
それに比べてゴムゴムはどうしてあーなった…
ワンピースコラボはひどかったけどな
ごめん!
これで泣くのはどうかと。
だって現実の友蔵は真逆ですごい嫌な奴だったと、孫娘(さくら本人)が言ってるんだよ。
なぜ個人社会になったのか、なぜ核家族になったのか。
それは!上の世代が望んだからなんだぞ!ないものねだりで懐古するのはどうか。
くっさw
人のせいにしないで、君はとりあえず笑って挨拶できるようになろうね少年よ。
あまり卑屈だと目が吊り上って隣国の・・あ!・・
お前は何時でもどこでも隣が気になってるのな
時と場所を弁えるのがお前の課題だよ
よお、永沢君。
同じ玉ねぎでもお前はダメダメだなぁ・・・・。
現実の友蔵が凄くいい人だったら泣いてるの?
全ての結果が望んだ結果だと思ってる人?
どういう精神構造なんだよ?
泣く泣かないと全部関係ないしな。
言う必要のないことを言ってしまう若さは徐々に直していけばいいよ。
君はまだ立ち直れるさ
玉ねぎェ…
これ録画したまま放置してたの思い出した
※116799
>玉ねぎェ…
永沢ヮ…
携帯やスマホどころか、もはや涙の出ない玉葱が作られる時代になってしまった
泣くことを「玉葱」で表現できない時代になっていく
すべてがノスタルジー
良い物語だった~~、けど
始めて西田敏行の横顔をマジマジと見る機会にも恵まれた
凄まじく破壊的なシルエットの横顔…、この人、本当はどこの国の人なんだろうと思った
西田さん使うのはずるい(´・ω・`)
元ネタはミステリーゾーンの「ウィロビーに停車」と「歩いていける距離」っぽいな
見逃して残念
上手く作ってるなぁ・・・見てみたいかも。
世にも奇妙な物語は、19分の奇跡位しか印象に残ってないw
まあちびまる子みたいな日常アニメなら感動的にできるけど
ルフィ自体が「俺の仲間だ!(ドーン)」ってキャラだから感動系には不向きだわなw
まあくだらなくてあれはあれでいいよ
泣けるなぁ…
でも、おっさんが言うけど昭和時代とか美化されるけど
実際はそこまででもないけどなw
今の平成時代も、また呼び名が変われば
あの時代は今より暖かかったと言われる時代になるんだろう
いつの時代でもそれは繰り返すね
だね
昔の大人は今より子供に冷淡だったし
外見の欠点を平気で笑う人も多かったと記憶してる
現実問題を突き付けてこんなことはありえないと思うのも結構だけどね。
だが、ドラマは一服の清涼剤なのだから現実問題を除外しても構わないんだ。
アイドルに夢中になるのも、宝塚みるのも、それで本人が満足するなら大変結構。
これ、そんなに感動するか?
西田敏行の空気感で成立してるだけで
違うキャストだったらそんな評価されるようなストーリーでも無いと思う
是非は置いといて、お前の西田敏行に対する絶対的信頼感やリスペクトだけは伝わってきた。
岡田あーみん派だったから
むしろお父さんは心配性のドラマがみたくなったww
りぼんほのぼの系ならねここ幻想曲のが微笑ましくて好きだったわ。ちびまる子は誰かが嫌な目にあってお気の毒さま…って終わり方すること多かった印象。
ねこねこ幻想曲
俺の知ってるまる子じゃない・・・あいつがこんな殊勝なことやるはずない
だれだよ玉葱きざんでるのは。
うるっとくるわ
そら釣りばっかしてたらリストラされるわ
最近の世にもは微妙のなってるんだよな
当初の頃は怖くてよかったんだけど
このまる子のは良かったのは覚えてる
この説明を見てあざといと思ってしまう自分は、心が荒んでんだろうな
でも実際に西田敏行が演じているのをテレビで見たら感動できるかもしれない
今回のはくソつまんなかったなー
楽しめたのは最初のお面くらいで
板尾に関してはクソ演技に気分悪くなって
途中でビデオ飛ばしたわ
最後も観る価値なかった・・・
俺くらいの包丁テクだと、タマネギ刻んでも涙出ないぞ。組織を潰さずに切るからな。
昭和だろうと平成だろうと、見知らぬおっさんを食卓に連れてくる馬鹿はいない
ふと気付いたんだが
さくらももこの幼少期
西田敏行はすでに有名人だった可能性がある
台湾人のコメ、意味不明な言葉が並びやがるな
ストーリーとしては面白いけど
まる子ってこんなにいい子じゃないよね・・・
見たけど全然感動出来なかった。昔の町を美化しすぎだ。
ファンタジーとして考えればアリアリだと思うけどね。