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【就職難】大卒→無い内定→兵役→公務員受験→院卒→無い内定→警備員←イマココ!

   

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就職難で警備員

台湾も就職難は同じ。就職難で公務員目指してみたり、大学院行ってみたりするのも同じ。結局、警備員の仕事しか見つからなかった経験談を紹介。

インタビュー

ある台湾人男性の経験談

大学では情報管理を学んだ。当時国内はIT業が大変盛んで、社会に出た際に仕事を選ぶ選択肢が多いだろうと思っていたし、大企業で働くチャンスもあるだろうと考えていた。しかし、就職活動を始めた途端にハードルにぶつかるとは思ってもみなかった。

大学卒業前、あるIT関連の会社に実習に行きました。その時に実際の職場の環境は想像していたほど良くないと初めて気が付きました。大学では理論を学んでいたが、社会に出たときに必要なのは実技。当時、情報管理はとても複雑で難しく、実技に真剣に取り組んでいなかったので、職場では何もすることができなかった。実習では雑用ばかりだった。そこで、仕事を探す事の難しさや給料の低さに気づいたのです。

勉強をしていたとき、先生はそもそも就職活動については何も言わなかったし、学校も学費を集めるのに必死で、 学生に対してサポートはなかった。社会に出てからのことについて、学校は非協力的で、結局のところ、お金さえ儲かればそれでいいのです。

卒業後、履歴書をあちこちに配り、沢山の会社の面接に行きましたが、なんの通知もありませんでした。それなら、先に兵役を済ませ、それから真剣に探そうと思いました。

2年の兵役を終え、しっかり仕事を探そうと思っていました。以前と同じように沢山の履歴書を送りましたが、なしのつぶてでした。その頃は景気はさらに悪くなっていて、多くの会社が倒産していました。そこで、安定している公務員の試験を受けようと、教科書を買ってみましたが、そもそも公務員の席は少なく、数千人で1つの椅子を争うような状況です。

結果、公務員試験にも合格しませんでした。 そこで、学歴をもっと高くした方が、仕事を見つけやすいだろうと考え、大学院に入学することにしました。塾へ行き、合格したあとも、大学院で勉強しながらバイトし、生活を維持していました。結局1浪しましたが、卒業をすることができました。

学歴勝負で今度こそ仕事が見つかるだろうと思いましたが、仕事が見つからないまま1年以上も失業状態が続きました。面接試験の時、面接官は大学院卒業の学歴を見ると、むしろ才能ある人をつまらないことに使うのはどうかと言って、雇おうとしてはくれなかったのです。

生活のために警備員の面接に行き、初めの会社は学歴を見て、質問もそこそこに私を雇いました。しかし、同僚は中卒や高卒の人たちばかりだったのでバカにされました。修士課程を出て、ここまで落ちぶれるとは思いもよりませんでした。まわりの陰口に耐えられず、数日後に離職。その後、別の警備会社に入社しましたが、面接の際、大学院を卒業したことを書くのはやめました。

いまの時代、仕事を探すのはとても難しい。長い間、満足に就職もできず、貯金も使い果たしました。かといって、誰かに助けを求める勇気もなく、とりあえず警備員の仕事で食いつないでいる。この仕事のことを家族に知られるのもいやで、会社に前払いで給与をもらい、家賃を払っていまは過ごしている。

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1 件のコメントがあります

  1. 世知辛れぇ…院卒隠して就職するのが悲しすぎる
    がんばれ。人間到る処、青山あり。

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