「大卒の痛い女クレーマーの対応してきた」動物保育員が公開した内容がFacebookで話題に@台湾
2014年10月24日 22時44分
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台中野生動物保育学会の職員が公開した内容がFacebookで話題になっています。ここに出てくる女性クレーマーの流れと関係ない「学歴アピール」に台湾ネットユーザが過敏に反応。本文と合わせてご覧ください。
今日、沙鹿に住むある女性から保育学会に連絡があった。
女性:「家の中にすっごくでっかい鷹(タカ)がいるんだけどっ……」
そこで、まず鳥の種類と状態を確認するため、女性に質問した。
保育員:「お伺いしますね。その鷹はどれくらいの大きさですか? その鳥の特徴を教えていただけませんか? ほんとに鷹でしたか?」
女性:「はい! 間違いなくでっかい鷹です……ニワトリと同じくらいでっかい。全体が黒褐色でくちばしがとがっていて……足はざらざらしてて……それにとぉ~っても気性が荒いんです!(ここなぜか3回強調)」
保育員:「では、その鳥のしっぼに特徴はありましたか? 爪はとがって丸く曲がっていましたか?」
女性:「しっぽは見えなかったですけど……爪は折れちゃってましたね。だから曲がってはいなかったです。それにとにかくめちゃくちゃ気性が荒いんですって(最後をまた3回繰り返す)」
保育員:「あ、あのぉ、、、聞いた感じでは……それ、ニワトリのような感じですね。ニワトリではなかったですか? その鳥、ずっと地面歩いてませんでしたか? 飛んでもパタパタと低い位置を飛ぶくらいで。」
女性:「(少しキレ気味に)鷹ですよ! 鷹! ちょっと見にきてよ! もう少しでこっちは死にそうだったのよ! あのね、私だってね、鷹とニワトリの区別くらいつきますわよ! 私、大卒ですわよ!!(←ここで大卒とか関係ない)」
しょうがなく保育員はその女性の家へ向かった。現場につき確認した結果、やっぱりニワトリ。おそらく、ネズミかなにかにビックリしたのか、見るからに荒れている。足もざらざらで爪はどう見たってYの字。現場で長時間その女性に説明したが、女性はそれでもこの鳥は鷹だと言い張る。
女性:「ニワトリの色は白でしょ! それにニワトリなら頭にトサカがあるけど、この鳥、トサカなんかないじゃないのよ! それに、ニワトリなら飛べないけど、この鳥飛んでるじゃないの!」
この状況の中、保育員は思った。
保育員:「あ~、もう何も言わない方がいい。さっさとこのニワトリ捕まえて持って帰ろう……1分でも早く立ち去ろう……」
ちなみに、これが問題の鷹(ほんとはニワトリ)の写真です。
日本人的にはオチも笑いどころもない話。ところが、女性の「大卒アピール」に引っかかる台湾ネットユーザが多かったのか、Facebookで広く共有されることに。以下、台湾ネットユーザのコメント。
・ニワトリと鷹の区別がつかないのはしょうがないと思う。(知識の乏しい分野って誰でもあるし) この高学歴と称する女性のほんっとむかつくところは、専門家であり保育員に対する態度が最悪なところ。知識のあるなしの問題ではなく基本的にこの女性の人格に問題があるわ。
・おつかれさん! 馬鹿と話をするのは疲れるね。
・最近の人は鷹とニワトリの区別がつかない。ガチョウとアヒルの区別がつかない。サツマイモと里いもの区別がつかない。苗と草の区別がつかない。ピーナッツとレンコンが地下で繋がってるのも知らない。
・もしかすると伝説の鳥、鳳凰かもしれん。
・いったいぜんたいどこの大学を卒業したんだか……
・たとえ高学歴でも基本的な生活の知識が乏しすぎる。
・みんなに伝えたいのは、人は常識が必要であって、知識ばかりが必要じゃないってこと。それにずっと都会で生活するんじゃなくて、この世界に住むいろんな生物を知ることが大事。
・だ~か~ら~、専門学校でた方が、まだ使えるっていう理由がこれ~。
日本でもそうだけど、台湾でも学歴の話題は荒れるようだ。
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何処にでも居るよね、お勉強は出来るのに常識的な事が出来ない人って。